OG/OBインタビュー
PORTFOLIOS

業界で活躍する先輩たちの作品
Works of seniors
active in the industry

境 宗久

アニメーション監督・演出家

境 宗久

1971年生まれ。『ゲゲゲの鬼太郎』などの演出や絵コンテを担当した後、TVシリーズ『ONE PIECE』の制作にアニメ放送開始当初からおよそ10年間携わる。
2009年には初監督作品『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』が大ヒットを記録した。

©尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
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今までの
どの作品よりも
自分を一番成長させてくれた。

『ONE PIECE』に携わる以前にいくつかの作品の演出や絵コンテなどを担当していて少しずつ成長は感じていました。ただ、仕事のやり方や演出力、人との関わり方など全体的に自分を大きく成長させてくれたのは約10年間携わったTVシリーズの『ONE PIECE』。特にシリーズディレクターを務めていた時はキャラクターがブレないように、ファンの人がどこに感動してどこをみているのかを意識して制作を進めていました。『ONE PIECE』は今も原作が連載中の作品なので、原作者に今後の展開を聞いて、その流れに沿うような演出ができるように気をつけました。いつか『ONE PIECE』という物語が完結するときがくるとは思いますが、その時はまた携わりたいなと思っています。

また、劇場版の監督を任された時は緊張やプレッシャーではなく「やるぜ!」って言う意気込みしかなかったです(笑)。それまでのTVシリーズの『ONE PIECE』では各班の演出の人達をまとめることが主な役割で自分で絵コンテを描く機会が少なかったのですが、映画は完全に自分の作品。それだけに、よりストイックに作品に向き合えました。上映初日はいくつかの映画館を舞台挨拶で回ったのですが、どこも人がズラーっと並んでいてその時に初めてプレッシャーを感じました。個人的に劇場まで観客の反応を観に行った時は、細かな箇所に気付いてくれたお客さんには「話しかけてくれ~!」と思うくらい嬉しかったです(笑)。振り返ってみると結果を出してくれた映画でしたが、反省点も多く映画監督として立ち回りや、スタッフの配置や環境づくりなど言い出したらキリがないです。でも、この映画製作で経験したことが今やりたいことの指針や基準になっています。

©尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
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